オスカーキャピタル株式会社代表取締役

金田大介

Daisuke Kanada
不動産業界に飛び込んだのは、25歳の時。入社した会社の事業内容は、相続不動産や不良債権化した案件を再生する事業だった。社長直々に多くを教わり、知識と経験を積んでいくうちに独立を意識。師匠として憧れるその社長のような姿に1歩でも近づきたいと、2015年6月にオスカーキャピタル株式会社を設立。

私がここまで歩んでこれたのは、初めて勤めた不動産会社で出会った社長からの直々のご指導があったからこそといえます。私自身これから多くのビジネスに挑戦するべく事業を拡大し続け一生現役を目指して走り続けていきたい。私が師匠と仰ぐその方から多くを教わったように、私も若い20代にチャンスを与えられる人間でありたいと思っています。

他社と異なるターゲットを狙い、独自のスキームを構築

金田大介

当社は不動産投資コンサルティング企業として、東京・大阪・名古屋の主要都市をメインに1棟収益アパートを商品化し、サラリーマン投資家への資産運用商品としてサービス提供しています。

当社の特徴は、メインの顧客層が40代~50代の会社員であるという点です。 特に50代の顧客層においては、不動産融資を獲得するのが非常に厳しい年齢層と言われています。

同業他社は20〜30代をターゲットにして投資用ワンルーム不動産を販売している会社が多いのが実情です。しかし、昨今のニュースとして取り上げられている年金問題をはじめとした経済的な将来不安は、年代の進んだ50代の方々がまさに現実的に直面している課題や不安としての傾向が高いと言えます。人生100年時代と言われている中で75歳位まではこれまでの貯蓄(平均1,500~2,000万円程の方が多い)を切り崩して生計を立てられるとしても、その先20年の経済的不安を抱えている方が非常に多くいらっしゃいます。

我々は、そのような顧客層に対するソリューションの提供を通して、当社の不動産投資スキームが多くの方から支持をいただいております。
「難しさの立ちはだかる状況だからこそ価値が見いだせる。他社が手を出さないマーケットを狙っていけ」というのが師匠からの教えでありました。狙いを定めた市場に独自スキームを構築するべく、多くの時間と労力をかけて徹底した市場調査と融資銀行提携の開拓を行ったことが、他社との差別化されたサービスを提供するに至った要因かと思います。

人と組織の成長が会社の成長をもたらす

金田大介

25歳の時に出会った師匠が社長を務める会社は、社員20名という少ない人数で、売上高150億円を毎年継続し、創業から30年連続で黒字を出し続けている超優秀な企業でした。
多くの会社では社長業は経営・マネジメントに徹していますが、その社長は現場にも立ち続け、新人である20代の私たちにも目をかけてくださりご指導を賜りました。社外・社内からも尊敬を集める存在でした。

ビジネスマンとして数十年単位で長期に渡り活躍し続けられる方というのはそれほど多くいらっしゃいません。継続して成果を出し続けられる師匠の元で働くことができたのは私にとっては人生の大きな財産となりました。

師匠が会社を創業したのは32歳の時と聞いており、私も30歳を越えたタイミングで起業に挑戦することとなりました。1年目は社員も5名ほど。1から10まで自分でやらなければならないことは当然であり、目の前の1件の取引にとにかく細心の注意を払い取り組むことに必死でした。多くの取引関係者の応援もあり1期目にして70億円以上のお取引をさせて頂きました。多くのお客様からもリピート購入と新規顧客のご紹介をいただくことからの繋がりから5期目になる今期まで当社を支えてくださっております。

師匠の教えに従い、「他社がターゲットにしずらい(銀行融資が獲得しずらい)」であろう50代という年齢層にフォーカスしたチャレンジが、独自のノウハウやスキームを構築し、経験・実績に基づく成功体験を生み出すことが少しはできたのではないかと感じています。20〜30代というのはまだリスクテイクができる世代です。しかし50代となると、株やFXなどリスクの高い商品にはなかなか手を出しづらくなります。せっかく長い時間をかけて作ってきた預貯金をゼロに溶かしてしまうようなリスクを冒すことはできません。

当社が提供している1棟アパート投資は、アパートを購入してから月々のキャッシュフローを得るとともに、銀行返済をしていきながら将来の売却利益でまとまった資産を得ることができる商品設計になっています。お客様ご自身にも資産運用の金融リテラシーをあげていただき、お客様に見合ったプランを一緒に考え、リスクを最小限に抑えながら堅実に確実に将来資産が残るようサポートさせていただいております。

一人一人に見合った適正なサービス提供が、顧客満足を生み、リピート購入とご紹介へと繋がっていくのではないかと確信しています。
当社の企業方針として、会社の売上と拡大が最優先ではなく、顧客のリピート率とご紹介の数値を企業価値としています。そのため、営業マンの社内評価もそれに基づいて行うことにしています。少数精鋭の組織にこだわり、一人当たりの生産性を重視し、一人一人が、どれだけ多くのお客様にサービス提供できているかということを軸に会社を成長させていきたいと考えています。

不動産業界というのは、経済情勢や金融情勢から直接的に市場が影響を受けやすい業界です。つまり、市場の変化に見合った商品設計として、物件選定・融資銀行の選択が非常に重要なファクターとなります。6ヶ月ごとにサービス内容の見直しを行い、そのとき最も適正な商品設計であることかどうかを常に検証します。市場に見合ったサービスをお客様へ提供し続けていくことが我々のミッションだと考えています。

将来に向けて、 師匠の教えを受け継ぎ、私自身が現場に立ち続けリーダーシップを発揮できる人となり組織を引っ張ります。そして、これからの若き20代を育て上げ将来活躍できる人材を多く輩出できるような経営者となるべく突き進んでいきます。

※記事の内容は取材当時のものとなります

プロフィール

氏名
金田大介
生年月
1982年7月生まれ
出身地
愛知県
趣味
ゴルフ、ジム、読書

Information

企業名
オスカーキャピタル株式会社
所在地
東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F
業種
不動産業
事業内容
一棟収益アパートに特化したコンサルティング事業
URL
https://oscar-c.jp/