歯科医師としての一番のこだわりは「歯を見ない歯医者なることです」こういうと、皆さんは「何言ってんだ」「おまえ歯医者じゃないか」「眼科は眼を見るから眼科じゃないのか」などとおっしゃると思いますし、ともすれば馬鹿にされた気分になると思います。そもそも患者さんは何を目的にいらっしゃるのでしょうか？「歯が痛い」から来るのでしょうか？「歯を白くしたい」から来るのでしょうか？もし、上記理由が来院目的だとすると、歯の痛みがなくなり、歯が白くなったらそれで良いのでしょうか？私は、そうは思いません。目の前の患者さんにとって、来院目的の本質は「幸せな人生を送る」ことです。その幸せな人生にとって「歯が痛い」ことは不必要。「歯が白い」ことは必要。だと考えられます。歯科治療は手段であって、目的には、なりえません。したがって、私が見たいのは「歯」ではなく、「患者さんにとっての幸せとは？」です。歯が痛み無く、白くなることが、患者さんにとって幸せな人生が待っていると、期待しているから、来院されたのです。とはいえ、どうやって「幸せ」を見るの？となりますが、それは「質問力」です。患者さんだって歯科医院に来て「あなたにとっての幸せは何ですか？」と聞かれても・・・。答えられる方は、まず、いませんので、様々な質問を駆使して患者さんに気づかせます。もちろん、現在もまだ、私、スタッフも発展途上中です。これからも「質問力」を鍛え「幸せな人生を送るための歯の健康」を気づかせる対応にこだわっていきます。

いわゆる成功者は、運が良い人です。①交通事故・災害にも遭わず、生活できるだけでもまず運が良い②仕事でもスポーツでも、偶然ライバルが弱かった、あるいは、いなかった。③もし成功法則があるのなら、一番成功しているのは、その成功法則を販売している会社・著者のはずだし、株で大儲けする法則があるのなら、証券会社が一番儲からなければいけないのです。でも、実際はどうですか？上記、事実より、運・偶然に成功は支配されていると私は考えます。とはいえ、これから社会にでる皆さんは運・偶然が結果を決めるなんて言われると・・・ 。私だって、わかっちゃいるけど、認めたくない自分もいます。さて、あなたが社会にでれば、嬉しいこと、悔しいこと、いろいろあります。特に悔しいこと、思い通りにいかない場面が、社会人成り立てでは多く体験します納得いかない理由で降りかかるストレスもあります。そんな時には「こんな会社やめてやる！」ストレスも巨大だと「このまま消えてしまいたい・・・」と感じることもあります。前の項目で「人は幸せになるために存在」している事を述べました。さらに「成功者に見える人も運・偶然によるもの」とも述べました。ということは、ストレスが降りかかってきても、それも「運」なのです。あえて申せば、その災難も幸せになるための手段の1つでしかないのです。ストレスが大きいと、今のことしか見えないので「幸せになるための災難」と言われても理解しにくいですよね。ところが、今は見えなくても、人生を重ねていき幸せを感じた時に過去を振り返ってみて下さい。おそらく「自分が今幸せなのは、過去のあの災難／ストレスがあったからだ！」に気づくはずです。是非、皆さん　自分の「運」を信じて、ストレスを感じながら　生活して下さい！私も感じて、味わっていきます。