写真家

森田米雄

Yoneo Morita
1950年静岡県伊東市生まれ。東京写真大学短期大学部(現・東京工芸大学)卒業。フォトライブラリー「有限会社ノアノア」主宰。日本写真家協会員。
森田米雄

自己顕示欲はあるものの、自分に自信がなく人に流されるタイプだったのですが、高校で写真部に入り、カメラに触れ、撮影したものを文化祭などで発表する中で、周囲の評価や自分自身が肯定されることで、自分に自信が持てるようになりました。社会人のスタートはコダックへ入社し営業を行うのですが、働く中でより自己表現したいという生理的な欲求が年々大きくなり、昔から好きな海や南の島に出かけて撮影し始めたのが写真家としての第一歩です。

挑戦は無駄になることはない

森田米雄

バブル期には南国リゾートのイメージ写真などをメインに手がけていましたが、バブル崩壊とともにニーズが縮小し、これからどうするかという時に息子が拾ってきた「犬」を撮影したところヒットし、それがキッカケとなり、ペット写真の面白さ、魅力にはまっていきました。

そして世界39カ国に広がった「はなデカ」をはじめペットという中でも、新しい作品を誕生させてきました。最近は「柴犬」にフォーカスした作品にも力を入れています。

私は人からなんと言われても「自分の目の前のことに一生懸命取り組むことで自分自身が納得できるかどうか」だと思っています。まずはやりたい事をとことんやってみることが大切だと思います。その結果、見えてくるものがありますし、決してその挑戦は無駄ではなく経験として繋がっていくものだと思います。

※記事の内容は取材当時のものとなります

プロフィール

氏名
森田米雄